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2025.07.12
「専業主婦でもOK」というスタンスと、「専業主婦じゃないと無理」というスタンス。 この2つは似ているようでまったく異なるものです。
前者はあくまで相手の選択を尊重する余白を持っていますが、後者は“理想の家庭像”が明確に固定されており、柔軟性に欠ける傾向があります。
男性側の考えに悪意があるとは限りません。ただし、その背景には時代遅れな価値観や、支配欲、無意識の性別役割固定観念が隠れているケースもあります。
まずは、なぜ専業主婦を強く望む男性が存在するのか、その背景から見ていきましょう。
「男は外で働き、女は家を守る」という昭和型の家庭像を理想とする男性がいます。彼らは、専業主婦の母親に育てられた世代であることが多く、自身もその形が“理想的な家庭”と無意識に捉えています。
「うちの母親も家のこと全部してくれてたから…」という発言は、その典型です。
「俺が家族を支える」「妻に働かせる必要はない」というセリフの裏には、“頼られる自分”でいたいという承認欲求や、経済的優位性で自信を得たいという心理が隠れていることも。
これは一見すると頼もしく映るかもしれませんが、パートナーの意志やキャリアを軽視している場合には要注意です。
中には「外で働いて他の人と関わるのが嫌」「浮気されたくないから家にいて欲しい」という支配的な思考や、不安感の強さからくる発言も。
こうした男性は、交際・結婚後にモラハラや経済的コントロールを強めてくる可能性があります。
婚活中の会話やプロフィール文の中で、以下のような言動が見られる男性には注意が必要です。
相手の働きたい意志やライフスタイルの希望にまったく耳を貸さないタイプ。自分の理想像を押し付けており、価値観のすり合わせが困難です。
共働きを否定的に見ているタイプは、時代認識がアップデートされておらず、ジェンダー観が凝り固まっている傾向があります。
たとえ経済的余裕があったとしても、「だから働かなくていい」という一方的な前提を押しつけてくる場合、主導権を握りたい意識が透けて見えます。
ここまで読んで、「専業主婦希望の男性=危険」と感じた方も多いかもしれません。 しかし、すべての専業主婦希望男性が支配的で価値観の押しつけをするとは限りません。
見極めのポイントは、“希望の理由”と“相手への配慮の有無”です。
たとえば以下のような背景や考えを持っている男性は、むしろパートナーを大切にしたい気持ちの表れとも言えるでしょう。
「共働きで心身をすり減らすより、家庭で安心して過ごしてほしい」と本気で考えている人もいます。 実際、激務の仕事をしている女性や、精神的に不安定になりがちな環境にある女性にとっては、心強いと感じることもあります。
「子どもができたら、できるだけ家庭で過ごしてほしい」と望む男性もいます。 保育園任せではなく、自分たちの手で育てたいという想いが強いタイプ。
これは家庭方針の一つであり、必ずしも“支配”とは限りません。
自分の仕事が転勤や単身赴任など、家庭に負担がかかる働き方であるために「妻は家庭で落ち着いていてほしい」と願っている人もいます。 これも、家族の負担を最小限にしたいという気遣いからくるものです。
ななほし結婚相談所で実際にあったエピソードをご紹介します。
「仕事が大好きで、結婚後も続けたいと考えていました。でもお見合い相手の男性に“働かなくていいよ”と言われ、それ以上何も話が進まず不信感が残りました」
→このケースでは、男性側に悪気はなかったものの、相手の夢や価値観に向き合う姿勢がなかったため交際終了となりました。
「彼は最初、“専業主婦になってもらえたらうれしい”と言っていましたが、話をしていく中で“子どもができるまでは働きたい”という私の意志を尊重してくれた」
→最終的に、お互いが納得できる“パートナーシップの形”を築けて成婚されました。
こうしたように、“話し合えるかどうか”が婚活の明暗を分けるのです。
婚活中に出会う男性の中には、「専業主婦になってほしい」と口にしながらも、実際には相手の気持ちや事情にしっかり耳を傾けてくれるタイプもいます。一方で、こちらの話を遮ったり、自分の理想を一方的に押し付けるような男性もいます。
この差は、将来の結婚生活に大きく関わります。
「専業主婦になってくれたらいいな」という“希望”は、相手とすり合わせできる柔軟さを持っています。
しかし「専業主婦じゃなきゃ無理」という“条件”は、相手に歩み寄る意志がない可能性が高く、トラブルにつながりやすいのです。
この3点を観察するだけでも、「価値観が違う」ではなく「価値観をすり合わせられる」関係かどうかが見えてきます。
ななほし結婚相談所では、男性会員様の希望条件に対しても、背景や理由を丁寧にヒアリングし、ただ「希望を叶える」だけでなく、「本当に必要なことかどうか」を一緒に考えます。
たとえば——
ある40代男性は「家庭を守ってほしい」と専業主婦希望を口にしていました。
ですが面談で詳しく聞いていくと、「家事が苦手だから誰かいてくれると安心」という本音が判明。
→ 週3〜4日パート勤務で家庭のことを中心にしてくれる方とお見合い・交際し、半年でご成婚。
30代男性は「働いても専業でもいいよ」と言いながら、交際相手のちょっとした外出に過敏に反応。
→ カウンセリングを通して“過去の恋愛トラウマ”と向き合い、安心感を得られる関係構築ができるようになりました。
このように、“本当の望み”はご本人ですら気づいていないことが多いのです。
「専業主婦になってほしい」という男性の言葉だけで、“地雷”かどうかを判断するのは早計です。
大切なのは——
この3つを丁寧に見極めていけば、表面上の言葉に惑わされず、あなたにとって本当に合う相手を見つけることができます。
婚活で迷ったときは、ぜひ私たちプロにご相談ください。 あなたが安心して話せる環境、そして信頼できる相手との出会いを、全力でサポートいたします。
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