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2025.09.07

「良妻賢母(りょうさいけんぼ)」という言葉は、明治〜昭和期に教育や家庭観の中で使われてきた、いわば“理想的な女性像”です。
「夫を支える賢い妻、子を育てる聡明な母」。
これはかつて、国家のために都合の良い女性像として推奨されたものでもあります。特に戦前は、女性が外に出て働くことよりも「家を守ること」に価値が置かれていました。
現代でもその価値観は根強く残っており、婚活市場においても「家庭的な女性がモテる」という幻想がいまだに根強いです。
結論から言えば、男性や家族、あるいは社会全体が得をする構造になっています。
でも、その中心にいるはずの女性自身が「得をしている」と感じていないことが問題なのです。
「私、家事も育児も得意です!」
「男の人を立てるのが上手ってよく言われます」
…こういう女性は、婚活市場で確かに人気が出ることもあります。
でもそれ、本当に“自分の幸せ”につながってますか?
ここでは、良妻賢母であろうとする女性が得られるとされるメリットと、実際に感じている“ギャップ”について整理します。
家庭に入れば生活の安定がある
結婚できれば“勝ち組”と見られる
両親や周囲も安心する
これらは確かに「表面的なメリット」です。しかし…
多くの男性にとって、「自分を支えてくれる存在」は魅力的に映ります。
しかし、それはあくまで“自分にとって都合がいい”という意味であることも。
「尽くす女」になってしまい、精神的に疲弊してしまうパターンも少なくありません。
家事も完璧
育児も献身的
夫に文句ひとつ言わない
それでも、「ありがとう」と言われることもなければ、感謝もされない。
むしろ「それが当然」と扱われ、夫のモラハラや浮気すらも見て見ぬふりを強いられる。
「こんなはずじゃなかった…」
そんな声を、実際の相談現場でもたくさん聞いてきました。
「俺、家庭的な女が好きなんだよね」
「結婚したら、専業主婦がいいな〜」
こう言ってくる男性、いますよね。でもちょっと待って。
じゃあ、あなたはそれに値する男なの?って話です。
良妻賢母という言葉は、実は「理想的な女性を求める男性」が使いたがる便利ワードでもあります。
自分は成長しない
家事も育児も丸投げ
モラハラ気質なのに、女性に「包容力」ばかり求める
そんな男性にとって、良妻賢母は“都合の良い女”でしかないのです。
一方的に奉仕し、支え、尽くす。
「良妻賢母」でいようとする女性は、まるで“女神”のような存在を求められます。
でも、神様じゃないんです。私たち、ただの人間です。
片方だけが努力しても、健全なパートナーシップは築けません。
「支え合う関係」が成立しない相手に、良妻賢母の型を当てはめても、それは“女性の自己犠牲”にしかなりません。
「ちゃんとやってるのに、幸せじゃない」
「“いい奥さん”でいるのが、つらい」
そんな声を、婚活・結婚生活を経験した多くの女性たちから聞きます。
ここでは、良妻賢母を目指すあまり、苦しんでしまう女性の“あるある悩み”を深堀します。
毎日ご飯を作ってる
家計簿をしっかりつけてる
夫の体調管理もしてる
それなのに、夫は私を“女性”として見てくれない…。
これは、「母化」問題とよばれる現象です。
「女性」から「お母さん」へ。
恋人から“世話係”になってしまう。
これではパートナーではなく、「保護者」ですよね😢
「外で気の強い女性と不倫してました」
「仕事を頑張る妻を放置して、甘えられる女に走った」
これも実は、“良妻賢母の罠”です。
「私が完璧にやってるから大丈夫」ではないのが、夫婦関係の難しさ。
努力が「当然」とされ、感謝がなくなると、心が離れることもあるのです。
夫がスキンシップを嫌がる
「ママ」としか呼ばれない
恋愛感情が薄れてしまった
女性としての自分が消えていく──
これは良妻賢母型の女性が直面しやすい悩みです。
良妻賢母=旧型の“理想の女性像”
では、これからの婚活や結婚において求められる女性像とは?
それは、「支える女」ではなく、「対等なパートナー」として生きること。
家事も仕事もシェア
意見を言い合える関係
お互いに成長できるパートナー
恋人・夫婦・親になっても、「自分」という個人を大切にできる関係が、今の時代の幸せの鍵です🔑
婚活市場では、「気が利く」「聞き上手」よりも、
✅ 自分の意見を言える
✅ 感情を言葉にできる
✅ 主体性がある
女性が人気です。
なぜなら、長期的な関係では“言わない女”より“分かり合える女”の方がうまくいくからです。
「支える力」より「支え合う力」
「忍耐」より「交渉」
「気配り」より「境界線」
これらの力を育てることが、婚活成功のカギになります🌟
さて、ここで一度問い直します。
もし男性側が「良妻賢母」を求めるなら──
その男性自身がどんな価値を持っている必要があるのでしょうか?
感謝と尊重を言葉にできる
家事・育児・メンタルケアを“当事者意識”で考える
収入だけでなく、“人間力”でも安心を与える
つまり、“養ってるんだから”という上から目線ではダメなんです。
パートナーを対等に扱える
「妻は家にいて当然」と考えない
自分も“家庭の当事者”として生きる
こんな男性こそ、令和時代の“本当のモテ男”です✨
最後にもう一度、問い直します。
「良妻賢母」は、誰のためのものですか?
それが“自分の幸せ”を犠牲にしてまで守るべきものか?
そうでないなら、今すぐ手放してもいいんです。
家事が好きならやっていい
専業主婦になりたいならなっていい
キャリアを続けたいなら堂々と続けていい
どれも正解です。大事なのは「誰かの価値観で選ばないこと」です。
ななほし結婚相談所では、「あなたらしい幸せ」の実現を応援しています。
「結婚したいけど、自分の価値観がわからない」
そんな方も、ぜひ一度ご相談ください😊
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