【執筆】柳原　直弥
ななほし結婚相談所　代表カウンセラー

結婚相談所で出会って夫婦の離婚率は約10％

これは、恋愛結婚や授かり婚よりもはるかに低い数字なんです。

まずは日本全体の離婚率をみてから結婚相談所の離婚率が低い理由を解説していきます。

結婚相談所の離婚率が約10％と言われていますが、相談所以外の離婚率が分からなければ、高いのか低いのかも分からないと思います。

まずは国の出しているデータを見ていきましょう。

日本全体の離婚率

厚生労働省が発表した令和4年度人口動態統計によれば、日本全体での離婚率は28.2%です。

年度によっても変わってきますが、一年の間に約三割の夫婦が離婚していることが分かります。

 恋愛結婚の離婚率

恋愛結婚の離婚率は約40%です。

恋愛結婚するのが普通で幸せなんだと思う方も多いですが、勢いだけや、引くにひけなくなり流れで結婚してしまう方が多く一年で離婚してしまう夫婦が4割もいます。

 授かり婚の離婚率

デキ婚と言われていたこともあり、授かり婚の離婚率は約52％と半数の夫婦が離婚してしまっています。

授かったのだから結婚というのも早計なのかもしれません。

 結婚相談所の離婚率はかなり低い。

• 結婚相談所の離婚率：約10％
• 恋愛結婚の離婚率　：約40%
• 授かり婚の離婚率　：約52％
• 日本全体の離婚率　：28.2％

年度によって離婚率は少し変わってきますが、結婚相談所で出会い結婚した夫婦は離婚しにくいと言う事が分かったと思います。

ここからは、なぜ結婚相談所の離婚率が低いのか見ていきましょう。

 結婚前提の出会いだから

恋愛をして交際をしているカップルの場合、真剣に結婚後の生活をシミュレーションする人は少ないです。

恋愛感情が燃え上がり結婚に至った場合、「思ってたのと違う」「相手が変わってしまった」こんなはずじゃなかったと性格の不一致による離婚が最も多いと言われています。

そもそも恋愛結婚の場合、最初から結婚を見据えているカップルは少ないです。

流れにまかせての結婚が多く、結婚への真剣度は低いです。

結婚相談所の出会いは、お互いのプロフィールを知り真剣に結婚したいと思っている人だけの場所です。

結婚に対して真剣に悩み、真剣に考え、結婚したら仕事はどうする？新居は？生活費は？など事前に話し合ってからの結婚なので、価値観、性格の不一致が起こる可能性が低いんです。

このような結婚相談所での出会いは、結婚後の生活に対して事前に話し合うため、離婚率が低い傾向にあります。

結婚相談所では専任のカウンセラーがつき、マッチングやカウンセリングを通じて、お相手との将来を見据えたサポートを行います。

そのため、より相性の良いお相手を見つける事が出来るので、幸せな結婚生活を築ける可能性が高くなります。

結婚相談所では、結婚に対して真剣な男女が集まるため、お相手との将来についての話し合は当たり前に行われます。

そういった結婚相談所ならではの環境が、離婚率の低下につながっていると言えます。

 自分に合った相手と結婚するから

恋愛結婚の場合、長く付き合うにつれ「今更別れるのも…」「嫌いじゃないし」「長く付き合ったし」などの結婚しないのもな～という思いから結婚している方も多いです。

結婚相談所では結婚前提で、お相手のプロフィールを見てお見合いをし、自分に合ったお相手を探すことができます。

恋人としては良くても夫、または妻として良いとは限らないからです。

お相手が自分に合っているのか、このまま結婚まで行って大丈夫なのか？そういった不安や悩みもでてきます。

あなたの事を考え、冷静に客観的にアドバイスしてくれる専任カウンセラーはとても心強い味方なんです。

なので自分の合ったお相手が見つかるまで責任をもってアドバイスをしてくれるカウンセラーの存在が離婚率が低い要因と言えます。

結婚相談所の離婚率の話しが分かった所で、どうして愛を誓いあった夫婦が離婚してしまうのか、理由を見ていきましょう。

上記でも軽く触れましたが、男女共に離婚理由1位で最も多い離婚理由が性格の不一致です。

離婚理由について、婚姻関係事件数 申立ての動機別申立人別 全家庭裁判所（裁判所）を参考に男女別に見ていきましょう。

 夫が離婚申し立てる主な理由

• 異性との関係
• 精神的な虐待
• 暴力をふるわれる
• 浪費が酷い

夫側の離婚理由には妻の不貞行為や浪費、精神的な虐待が多いようです。

妻からの暴力に耐えかねて離婚に至った人も少なくないようです。

言葉や態度で不機嫌を表す相手とは、いい結婚生活は望めません。

 妻が離婚申し立てる主な理由

• 暴力をふるわれる
• 異性とも関係
• 浪費が酷い
• 酒を飲みすぎる

妻側の離婚理由には、暴力をふるわれたり、不貞行為が多いようです。

お酒の飲みぎでの理由も多く、お金使いも荒いなどの理由も多いようです。

 離婚しないために大事な事

何度も言いますが、一番多い離婚理由が性格の不一致です。

この事から言えるのは、話し合う事が如何に大事かということです。

離婚してしまう夫婦は話し合いが出来ていない事が多いです。

改まって話すのが怖くて、それとなく話す人は多いです。

しかし察する事が出来なければ、不満やストレスが溜まり離婚してしまいます。

察するなんてことは難しいです、なので普段からしっかりコミュニケーションをとり、他愛ない話しやくだらい話しなど話すことが離婚しないために大事な事です。

そういったコミュニケーションがあれば、不安や悩みが出来た時に気づく事も話すことも出来るはずです。

執筆者、柳原の私事ではありますが、そういったコミュニケーションをしてこなかったから性格の不一致で離婚しています。

あんなに辛い思いは他人にもしてほしくありません。

離婚経験者のアドバイスとして頭の片隅に置いておいて損はないと思います。

スピード離婚と聞くと、結婚後すぐの離婚と思う人もいるようですが、入籍してから3年以内で離婚した夫婦のことをいいます。つまり、スピード離婚とは結婚生活が3年に及ぶことなく離婚したケースのことです。

上記で説明しましたが、結婚相談所の離婚率は低く、結婚相談所でのスピード離婚も少ないです。

結婚相談所でスピード離婚してしまう原因も見ていきましょう。

価値観のすり合わせが不十分だった

結婚相談所での結婚は真剣に結婚を考える者同士で話し合いも行います、しかし話し合いが不十分で「大丈夫だろう」「普通はこうだから話す必要ないかな」など、大事な話しをするのをやめてしまう事があります。

専任のカウンセラーであっても、本人が充分話し合ったと言われると、それ以上知ることは困難なんです。

なので老後の考えまで話す事をオススメしています。

 条件やスペックを重視しすぎた

結婚相談所では、どうしても｢収入｣や｢学歴｣などの条件やスペックでお相手を選びがちです。
しかし、その条件を重視し過ぎるとお相手の｢人間性｣や｢価値観｣など、本来結婚に大切なポイントを見失いがちになります。

やっと出会えた高条件のお相手を離すまいとするのは良いのですが、多少の事は我慢しようと思って結婚してしまうと、我慢しきれず離婚してしまったり、リストラなどがあった場合、一気に冷めてしまう事もあります。

焦って妥協してしまう

結婚相談所で最も多いと思う離婚理由で、いままでお見合いも上手くいかず、振られる事が多い人だと、やっと結婚出来そうな人に会えたら焦ってしまい結婚してしまう人達です。

「嫌いじゃないから」「結婚したら段々と好きになっていくだろう」と好きでもない相手と結婚し後悔し離婚してしまう方も多くいます。

この原因は専任のカウンセラーにもあります。

ノルマがあるからと、無理やり結婚させようとしたり、やっと上手くいきそうなんだから結婚しなさい！といい加減なカウンセラーもいます。

そんなカウンセラーがいる結婚相談所では「幸せな結婚生活」は夢のまた夢です。

なので結婚相談所を選ぶ際は無料カウセリングの際に専任のカウンセラーになる方としっかり話しましょう。

結婚相談所からの結婚は離婚率が低く「幸せな結婚生活」への第一歩です。

そんな結婚相談所での幸せを掴むを見ていきましょう。

 話し合いを避けず先の事までしっかり話す

結婚相談所では話し合ってから結婚するから安心、しかし保証されるワケではありません。

リストラや病気など、もしもの時があった場合の話しもしっかりしておきましょう。

 迷ったら相談する

婚活は、悩みや不安がでてきて当たり前です。

そういった時に自分の中でため込まず相談しましょう、専任のカウンセラーはあなたの味方です。

 結婚相談所は離婚率が低く安心

結婚相談所の離婚率は10％と婚活全体からみれば、安心して活動することが出来ます。

その理由は、結婚に対する真剣な気持ちや、プロフィールを事前に見れる事、専任のカウンセラーが成婚までサポートしてくれるからです。

ななほし結婚相談所では、入会した会員様だけでなく婚活中の方が幸せな結婚生活を築けるように情報発信もしています。

婚活のお悩みは是非、ななほし結婚相談所にご相談下さい。