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2025.08.07
まず最初に知っておきたいのは、
「女性がなぜ相談してくるのか?」
という根本的な理由です。
ここを理解せずにテクニックだけを学んでも、逆効果になることが多いのです。
「本当にこのまま結婚できるのか?」
「相手は自分のことを本当に見てくれているのか?」
「誰にも相談できないけど、不安でいっぱい」
「プロフィールだけではわからない“中身”をどう見極めればいいのか?」
婚活をしている女性は、表面では明るく笑っていても、
心の奥ではさまざまな不安を抱えているのが普通です。
だからこそ、男性とのやり取りの中で
“ちょっとしたこと”をきっかけに、その不安が強くなったり、逆に安心したりします。
女性が男性に何かを相談するというのは、
「この人なら話を聞いてくれるかもしれない」という小さな信頼のサインでもあります。
つまり、それにどう対応するかで、
「この人は頼れる存在かも」
「この人とは一緒にいて落ち着けそう」
「ちゃんと向き合ってくれる人なんだな」
というポジティブな評価を得ることができるか、
それとも
「この人、なんかズレてるな…」
「自分の気持ち、わかってくれない」
「もう話したくないな」
とマイナス評価を受けてしまうか、が決まってしまいます。
男性の多くは、「相談された=問題解決してあげよう」と考えます。
もちろんその姿勢自体は間違いではありません。
ですが、婚活中の女性は、
「解決策」よりも「共感」を求めていることの方が圧倒的に多いのです。
たとえば…
👩「最近、婚活で疲れちゃって…」
👨「そういう時は、運動するといいよ!」←×
これは、“正しい”かもしれませんが、女性の心には響きません。
代わりに、
👨「そうだったんですね。頑張ってるの、ちゃんと伝わってきますよ」←◎
このように気持ちに寄り添う姿勢の方が、信頼関係を深めるうえでは何倍も効果的です。
相談を受けたときの基本姿勢は、とてもシンプルです。
まずは相手の話をさえぎらず、最後まで聞く
「わかるよ」「それは大変だったね」と気持ちに共感する
無理に解決しようとしない
自分の話よりも、相手の話にフォーカスを当てる
これができるだけで、女性からの信頼度はグッと上がります。
「女性から相談される」――
婚活中の男性にとって、これはチャンスの到来です。
なぜなら、相談という行為は、女性にとって“心を開く行動”だからです。
そして、それを上手に受け止めることで、相手からの信頼を深めることができ、
結果的に交際・成婚へとつながる大きな一歩となるのです。
結婚生活というのは、長期戦です。
人生の悩み、子育て、親の介護、家計の管理など、
さまざまなことを“二人で一緒に”乗り越えていかなければなりません。
そのとき、女性がもっとも重視するのは、
「この人となら、悩みを共有できるかどうか」
という“安心できる対話力”なのです。
たとえ、イケメンで年収が高くても、
・「私の話に興味がない」
・「話をすぐ遮る」
・「話を論破してくる」
そんな男性は、結婚相手として選ばれません。
婚活において、女性が相談をしてくるというのは、
相手として検討しているからこその行動です。
なぜなら、女性は本命でない相手には、
・本音を見せない
・悩みを語らない
・自分の不安を出さない
という“ガード”を自然と張るからです。
相談してくるということは、
あなたのことをもっと知りたい
自分の気持ちを受け止めてくれるか試している
一緒にいて安心できるか確認している
という信頼構築のステップに入っているということなのです。
中には、女性から相談を受けたことで、逆にこう感じる男性もいます。
「友達として見られてるのかな」
「恋愛感情がないから相談されてるのでは…」
「なんか頼られてばかりで、男性として見られていない気がする」
しかしこれは、大きな誤解です。
むしろ「相談=信頼の証」であり、
その対応次第で、「異性としての好意」に大きく発展します。
ここで再度強調しておきたいのが、
相談対応の基本は「受け止め力」であるということです。
✔ 「それは辛かったね」
✔ 「そんなに頑張ってたんだ、すごいですね」
✔ 「ちゃんとわかってくれる人が周りにいなかったんだね」
このように、相手の気持ちに寄り添う言葉があるだけで、
「この人なら一緒にいて安心できる」という評価が積み上がります。
特に婚活女性は、「否定されること」に敏感です。
過去に、婚活で苦しい思いをした経験がある人ほど、
・「そんなの気にしなくていいよ」
・「それって考えすぎじゃない?」
などの“軽視する言葉”に、大きなショックを受けるのです。
相談を受けて、しっかり共感できたとき――
女性は、その男性に対してこう感じます。
「この人には、もっと本音を話してみたい」
「この人にだったら、弱さを見せても大丈夫そう」
「きっと、結婚後も一緒に乗り越えていける気がする」
これは、プロフィールや条件では得られない「感覚的な信頼」です。
そして実際、交際や成婚に進んだ方々の多くが、
このような“心の距離感”を、相談のやり取りを通して築いています。
婚活で女性から相談を受けたら、こう思ってください。
「これは、距離を縮める最大のチャンスだ」
相談されたときに、正しく対応できるかどうかで、
・関係が一気に深まるのか
・逆に冷めてしまうのか
が決まってしまうのです。
そして、受け止める力は、誰にでも身につけることができます。
必要なのは、ちょっとした意識と練習だけなのです。
前章まででお伝えした通り、婚活中の女性からの相談には、
単なる悩みの共有を超えて「信頼」や「評価」の要素が強く含まれています。
この章では、実際に女性から相談を受けた際に、
どのように聞き、どう返答すればよいのか――
具体的な会話例とともに、実践的な対応スキルを詳しく解説していきます。
これが最初にして最重要のステップです。
男性はつい、「早く問題を解決してあげよう」と焦りがちですが、
相談している女性は、“話しきる”ことで安心感を得たいのです。
👩「最近、職場で上司が厳しくて…」
👨「それ、辞めた方がいいよ」
→ 解決の提案を急ぎすぎて、女性は「聞いてもらえていない」と感じてしまう。
👩「最近、職場で上司が厳しくて…」
👨「うんうん、それは大変だったね。どんな風に厳しかったの?」
→ 聴き手に徹して、相手の言葉を引き出すことで、安心感と信頼を与える。
話を聞いたあとは、「あなたの気持ちは理解できていますよ」というサインを、
しっかりと言葉にして伝えることが大切です。
感情に共感する(大変だった、不安だった、つらかった 等)
努力や状況を認める
否定せずに受け止める
「それはつらかったですね」
「きっとすごく頑張ってるんですね」
「そんなことがあったら、誰でも落ち込みますよ」
「話してくれてありがとうございます」
相談されると、つい「何か答えを返さなければ」と考えがちです。
ですが婚活の初期段階では、答えよりも“一緒に考える姿勢”が好印象につながります。
「そんなの気にするだけ損だよ」
「自分も同じ経験あるからわかるよ」←共感のつもりが“話のすり替え”になりがち
👩「結婚って、本当にできるのかなって不安で…」
👨「そう思う気持ち、よくわかります。僕も同じで…でも、こうして真剣に考えて行動しているのって、本当にすごいことですよね」
→ 一緒に不安を感じ、一緒に前を向こうとする姿勢が“安心感”を生む。
相談を聞いて、共感して、気持ちを受け止めたら、
最後に一言、温かい言葉やポジティブな後押しを加えることで、
相手の心にグッと残る印象を与えることができます。
「本当に頑張ってますね。無理しすぎないでくださいね」
「僕は応援してます」
「また話したくなったら、いつでも聞きますよ」
→ 相手の心に寄り添いつつ、“頼れる存在”として印象づけられます。
ここまで具体例を挙げてきましたが、
何よりも大事なのは、「この人の気持ちを大事にしよう」という姿勢です。
婚活で好印象を持たれるのは、話し上手な人よりも、“聞き上手で受け止め上手な人”です。
しかもこれは、持って生まれた才能ではなく、
意識と練習で誰でも身につけることができます。
前章では、女性からの相談に対して「どう聞くか」「どう返すか」という基本スキルをお伝えしました。
ここでは、婚活男性が無意識にやってしまいがちな“NG対応”について解説しながら、
「なぜそれがダメなのか?」そして「どう直せば良いのか?」を具体的にお話しします。
これは非常によくあるパターンです。
男性側は「助けてあげよう」という気持ちで言っていても、
女性には“見下されている”ように聞こえてしまうケースです。
👩「仕事が忙しくて大変で…」
👨「時間管理ができてないんじゃない?もっと要領良くやれば?」
→ 女性の気持ち:「それができてたら悩んでない…!」
アドバイスは控えめに、共感を先に。
たとえば…
👨「それは大変ですね。頑張ってるのが伝わってきます」
👨「もし、少しでも負担を減らせる方法があれば一緒に考えてみましょうか?」
共感しようとして、つい「俺もね…」と自分の話にすり替えてしまうパターン。
これもよく見かけます。
👩「婚活で何度も断られて落ち込んでて…」
👨「俺なんかもっと断られてるよ。10連敗したことあるし」
→ 女性の気持ち:「私の話、聞いてくれてない…」
まずは女性の気持ちにフォーカス。
自分の話は、“補足”として使うのが正解です。
👨「そんな風に感じていたんですね。つらかったですよね」
👨「僕も似たような経験があるので、気持ちが少しわかります」
「ポジティブに考えよう!」という励ましも、タイミングを誤ると逆効果に。
👩「もう婚活疲れちゃって…」
👨「でもさ、前向きに考えた方がいいよ!まだ大丈夫だって!」
→ 女性の気持ち:「前向きになれないから悩んでるのに…」
まずは感情を“そのまま受け止める”こと。
気持ちの整理を促すことが、真の優しさです。
👨「本当にお疲れ様です。そんなふうに思ってしまうのも、無理ないですよ」
👨「ゆっくり休むのも大事ですし、話したことで少しでも気が楽になってたら嬉しいです」
男性は論理的な解決を求めがちです。
でも女性は、“気持ちを整理するために話す”というケースが多いです。
👩「仕事と婚活の両立が本当にしんどくて…」
👨「じゃあ婚活を休めば?一度全部やめた方がいいよ」
→ 女性の気持ち:「なんで全部やめなきゃいけないの?」
「答え」ではなく、「共に考える姿勢」を見せましょう。
👨「本当に大変ですよね…両立って簡単じゃないですもんね」
👨「今できる範囲で、少しずつ前に進めるような方法が見つかればいいですね」
これは意外に多くの男性が陥っている落とし穴です。
対面でも、オンラインでも、「無表情」「相づちが少ない」「リアクションが薄い」と、
女性は「この人、話聞いてる?」と不安になります。
うなずき、目線、笑顔などのリアクションを意識する
「なるほど」「それは…」などの短い言葉を挟む
表情で感情を共有する(驚き、共感、安心)
女性は、男性に“完璧な対応”を求めているわけではありません。
むしろ、
「ちゃんと聞こうとしてくれている」
「否定せずに、向き合おうとしている」
「自分の言葉を大切にしてくれている」
このような“姿勢”に安心感と信頼を感じます。
そして、その積み重ねが、
「この人と結婚したら、きっと大丈夫」
という確信へとつながっていくのです。
これまでの記事を通して、
「相談にどう対応するか」で女性からの信頼度が大きく変わることをお伝えしてきました。
では実際に、日常の中で“相談される男性”になるためには、
どのような習慣を身につけていけばいいのでしょうか?
この最終章では、誰でも今日から実践できる
「婚活に活きる聞き方・受け止め方の土台となる習慣」を3つご紹介します。
共感とは、「相手の気持ちに寄り添う」こと。
そのためには、普段から“感情にフォーカスする”習慣を持つことが効果的です。
会話の中で「それって、嬉しかった?悲しかった?」と感情に注目
テレビやSNSのニュースを見たときも「どう感じたか」を意識してみる
日記やメモで自分の感情を言語化する癖をつける
これにより、感情に敏感な「共感力の筋トレ」になります。
男性は、沈黙が怖くて“すぐに話を返そう”としがちです。
しかし、本当に話を聞ける人は、「沈黙も会話の一部」と捉えています。
沈黙を大切にできる人は、相手の気持ちに寄り添う準備ができている人です。
焦って答えを返さず、一拍おいてから返す習慣
話をさえぎらず、相手が話しきるまで静かに待つ
沈黙を否定的に捉えず、「考えてくれているんだな」とポジティブに
この“聞く余白”がある男性に、女性は安心感を抱きます。
婚活のためだけでなく、普段の職場や家族との関係においても、
“相手の話を聞こう”という意識を持って行動してみましょう。
婚活だけで聞き上手になろうとしても、それは“演技”に見えてしまいます。
職場で後輩や同僚の話に耳を傾ける
家族や友人に「最近どう?」と関心を持つ
LINEでも一言共感を添えて返信する(例:「それは大変だったね」など)
日常での“聞き上手の積み重ね”が、
婚活の場でも“自然体で信頼される男性”として現れます。
婚活では、年収・職業・年齢・外見など、
スペックの要素がどうしても先に目立ちます。
しかし最終的に選ばれるのは、
「一緒に安心して暮らせそうな人」です。
女性から相談されるというのは、
あなたがその入り口に立っているということ。
そのチャンスを活かすか逃すかは、
日頃からの意識と対応スキルにかかっているのです。
婚活でなかなかうまくいかないと感じている方は、
「自分は話せているか」よりも「相手の気持ちを受け止められているか」を振り返ってみてください。
そして、もし一人では難しいと感じるなら、
どうぞお気軽にななほし結婚相談所にご相談ください。
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