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2025.09.25
“婚活ランク”とは、婚活市場においての「自分の評価」や「人気度」を、
年齢・見た目・年収・学歴などの情報を元に数値や階層でランク付けしようとする考え方です。
SNSなどでは「Aランク女性」「Bクラス男性」といった表現が飛び交い、
まるで受験や就職活動のような評価文化が存在しているように見えることも。
一般的には、次のような視点で婚活ランクが語られます。
女性の場合:「年齢が若い」「見た目が良い」「子供を望める」「家庭的」などでランクアップ
男性の場合:「年収が高い」「職業が安定している」「身長が高い」「話が面白い」などが好評価
たとえば──
「20代後半・初婚・看護師・笑顔がかわいい」 → Aランク女性
「30代前半・年収600万・公務員・清潔感あり」 → Aランク男性
「40代前半・派遣社員・バツイチ・やや控えめ」 → C〜Dランク女性
「50代・非正規雇用・貯蓄なし・持病あり」 → D〜Eランク男性
このように、“スペックの並べ替え”によって、
「この人は売れる・売れない」といった発想がされているのが現状です。
私が実際に婚活支援をしてきた中で感じるのは──
✅ 婚活ランクには「統一された基準」が存在しない
✅ 人によって「評価基準」がまったく異なる
✅ “数値”では測れない魅力が婚活では重要
という事実です。
たとえば「年収700万円で一流企業勤務の男性」がいても、
「仕事が忙しすぎて家庭を大事にしなさそう」と敬遠されることもあります。
一方で「年収は平均的でも、価値観やフィーリングが合う」と人気の男性もいます。
つまり、婚活ランクはあくまで一部の視点でしかなく、“結婚相手として選ばれる理由”の本質ではないのです。
婚活ランクという言葉に触れると、
「自分は上位のランクに入っている」「もっと理想の相手と出会えるはず」
というように、“自分の価値”を外側から評価する目線が強くなってしまいます。
一見、自信につながるように思えるかもしれませんが──
実際には、この考え方が婚活を長期化させ、成婚から遠ざけてしまう人がとても多いのです。
婚活における失敗パターンの多くは、次のような「思い込み」が引き金になっています。
これが一番危険な思考です。
年齢・職業・見た目などが“ランクA”とされている人ほど、
「もっと上の相手がいるはず」と理想がどんどん高くなり、マッチングが成立しにくくなります。
この思考に陥ると、婚活がうまくいかない原因を常に他人のせいにしてしまい、改善点を見つけることができなくなります。
本来であれば、
コミュニケーションの取り方を変えてみる
希望条件の幅を見直す
会う回数を増やして関係構築をする
など、いくつも改善策はあるのですが、
「自分は正しい、見る目がないのは相手」と考えてしまうことで、成長の機会を自ら捨ててしまうのです。
SNSで「30代前半ならまだ余裕」「美人はモテる」と言われたことで、
年収800万以上・身長175cm以上・初婚・家事も協力的という条件を固定。
しかし、1年以上申し込みはあるが交際に発展せず、面談で話を聞くと…
「条件を下げたくない。私は評価されているから」
「相手の年収が500万では釣り合わない」
結果、3年間活動しても成婚ゼロ。
婚活開始当初は「どんどん申し込みが来る」と順調そうだったが、
仮交際に入っても長続きせず、理由を聞いてみると…
「相手がもっと素直ならよかった」
「自分に合う女性が少ないだけ」
「たまたま相性が悪かったのかな」
相手への理解を深める努力がなく、
「自分の条件は高いから、相手が合わせるべき」と思っていた結果、1年半で交際ゼロ→退会。
多くの人が勘違いしているのは、
「婚活ランクが高い=結婚できる確率が高い」ではないという事実です。
どんなに条件が良くても、
相手を尊重する姿勢がない
関係構築を“面倒”に感じている
理想像に当てはまらないと即お断り
このような態度では、ご縁そのものが繋がりにくくなります。
婚活における最大の成功ポイントは、
“どれだけ良い相手と出会ったか”ではなく、“どれだけ関係を育てられたか”です。
いくら理想的な条件の相手と出会っても、
相手に「この人となら、心地よく過ごせる」と思ってもらえなければ、意味がありません。
ここまでで、「婚活ランク」は業界で共通認識があるものではなく、
過信すればするほど婚活がこじれてしまう、という話をしてきました。
では、婚活ランクは完全に無視すべきものなのか?というと、実はそうではありません。
考え方と使い方さえ間違えなければ、自己分析のヒントや方向性を整える材料として活用できるのです。
この章では、婚活ランクを自分にどう役立てるかという視点から解説していきます。
ランクという言葉がどうしても上下関係を連想させるため、
気持ち的にモヤモヤしてしまう方も多いですが、
婚活ランクをもっとフラットに捉えると、それは「今の自分が、どんな層に受け入れられやすいのか?」という反応傾向を示すものに過ぎません。
たとえば:
自分では「30代半ばの相手」を希望しているけれど、実際に申し込みが来るのは「40代後半」ばかり
「家庭的な女性」を求めているつもりが、「キャリア系女性」との相性の方が良い傾向がある
このように、“実際の婚活現場でどんな層とマッチングしやすいか”を見ることで、
自分の魅力がどの層に届いているかが見えてきます。
婚活では、「自分の理想」と「相手からの見られ方」にズレがあると、
どうしても交際や成婚に繋がりにくくなります。
そこで大切になるのが、
自分の印象や選ばれ方を“客観的に見てみる”習慣です。
ななほし結婚相談所では、次のようなフィードバックを通じて、会員様と一緒に振り返りをしています:
初回デート後のお断り理由(価値観?会話?雰囲気?)
写真やプロフィールを見た時の第一印象
仮交際が続く人のタイプと傾向
これらを数値化する必要はありませんが、
「自分がどう映っているのか」を知ることで、戦略的な婚活ができるようになります。
最初は「年齢的にも、婚活市場ではC〜Dランクかも」と落ち込んでいた女性。
ただ、仮交際に入った男性のほとんどが「話しやすい」「安心感がある」と言ってくれていることに気づき、
「私は外見勝負ではなく、内面や人柄で評価されているんだ」
「じゃあ、もっと会話の工夫をして魅力を伝えよう」
と発想を転換。
結果、半年以内に3名と真剣交際を経て成婚。
「年収や安定した職業があるのに、なぜ選ばれない?」と悩んでいた男性。
原因は、「会話が一方的」「相手への共感力が弱い」とのこと。
プロフィールや年収などの“スペック型”アピールから脱却し、
相手の話をじっくり聞いてリアクションを返すことに徹した結果、
3ヶ月後には女性側から真剣交際を申し込まれる流れに。
結論として、婚活ランクをどう活かすかは次のような意識にかかっています:
他人からの評価を「足かせ」にするのではなく、「改善のヒント」にする
自分の“強み”を知り、“弱点”を補強するための参考値として使う
ランクに合わせるのではなく、“自分の魅力に合ったフィールド”を選ぶ
婚活ランクという言葉が世の中で広まり、
“自分がどの層に位置するのか”を気にする方が増えている現代。
ななほし結婚相談所でも、入会前の無料カウンセリングなどで
「自分はAランクですか?」
「ランクが高ければ理想の人と結婚できますか?」
といった質問を受けることがあります。
しかし私は一貫して、婚活ランク信仰には慎重であるべきと考えています。
なぜなら、その考え方は“数字や評価”に支配されすぎてしまい、本来の婚活の目的=幸せな結婚からズレてしまう可能性があるからです。
この章では、結婚相談所としての立場から、その理由を丁寧にお伝えします。
まず大前提として、婚活は「マッチングの世界」です。
いくら“市場価値が高い”とされていても、希望条件や好みによって評価は大きく変わります。
「高収入・高学歴の男性」でも、家庭を大切にしたい女性からすると「忙しそうで家庭的でなさそう」とマイナスになることも。
「30代前半で若く見える女性」でも、「落ち着いた年上の女性が好み」という男性には刺さらない。
つまり、“誰にとっての高評価なのか”によって、ランクの意味がまったく変わってくるのです。
この事実を見落とすと、「婚活ランクが高い自分が選ばれないのはおかしい」という矛盾に苦しむことになります。
婚活ランクに囚われてしまうと、
いつの間にか「自分が満足するための婚活」になってしまいがちです。
「自分よりランクが低い人からしか申し込みが来ない…納得できない」
「条件が合っても、“ランクが釣り合ってない”気がして断ってしまった」
──こうして、“目の前の相手”を見る目を曇らせてしまうのです。
婚活で最も大切なのは、
目の前の相手とどう向き合うか、どう関係を深めていけるかという一点に尽きます。
スペックやランクではなく、
“一緒にいてホッとできるか”、“未来のイメージが描けるか”が本質であることを忘れてはいけません。
繰り返しになりますが、
婚活ランクが高い=成婚率が高いとは限りません。
むしろ、ランクが高いとされる人の方が──
理想が高くなる
条件を下げにくくなる
選ぶ目線ばかりになってしまう
出会いを“選別”してしまう
結果的に、本来のご縁を逃してしまうケースが多いのです。
一方で、自分を“ランク”ではなく“人間性”で捉えている人は、
お相手の良さを見つけるのが上手
会話のキャッチボールができる
少しの違いを「面白いね」と前向きにとらえる
など、関係性の土台を着実に築いていく力を持っています。
このような人が、最終的に選ばれ、成婚へと進んでいくのです。
「ランクが高い」ことを意識していた人でも、
婚活が長引いていくと、「それなのにうまくいかない…」という気持ちになり、
最終的には「自分は価値がないのでは?」と自信を失ってしまうことも少なくありません。
評価やランクという“外からのモノサシ”に依存する婚活は、
長期的には心が疲れてしまう原因になります。
それよりも、
自分はどんな関係性を築きたいのか
どんな相手と人生を歩んでいきたいのか
自分の強みや価値観を、どう伝えていけるのか
──こういった“内側からの軸”を整えていくことが、心の安定にもつながるのです。
婚活をスタートする際、最初は誰もが「自分はどのくらい評価されるのか?」と気になります。
ですが、ななほし結婚相談所で実際に早期成婚している方々に共通しているのは──
「婚活ランクをまったく気にしていない」こと。
つまり、「評価されるための婚活」ではなく、
「自分に合った人を見つける婚活」をしている方ほど、
迷わずまっすぐ、パートナーを見つけていく傾向があるのです。
この章では、なぜ「婚活ランクを気にしない人」が成婚に強いのか、
その理由と具体的な実例を解説していきます。
婚活ランクを気にしすぎていると、つい相手に対しても…
スペックをチェック
ランクが釣り合っているかを見る
他の人と比べてしまう
といった「条件ベースの判断」が主になりがちです。
一方で、ランクに縛られない人は、
会ってみて楽しかったか?
話してみて安心できたか?
自分らしくいられるか?
といった“感覚的な部分”も含めて、「人としての相性」を優先して婚活を進めています。
この視点がある人ほど、関係性を自然に築けるため、
早期に信頼関係ができ、交際・成婚につながりやすくなるのです。
最初のカウンセリングで、
「私、特に高スペックじゃないので期待されてないかも(笑)」
と冗談交じりに話していた女性会員さま。
彼女は、自分の魅力を必要以上に盛ることなく、
「話してみて楽しいと思えた人に、自分から積極的に話しかけたい」と、行動重視でお見合いに臨みました。
結果的に仮交際3人中、2人と非常に良好な関係に。
3ヶ月目には1人の方と真剣交際に進み、半年後に成婚。
ご本人いわく、
「“自分の価値”を気にするより、相手との会話を楽しんだ方がうまくいくんですね」
「これまで仕事ばかりで恋愛経験があまりない」と話す男性会員さま。
自信はなさそうでしたが、こちらからお相手のプロフィールを見てどう思うかを聞いていくと…
「年収とか外見とかより、穏やかに話せる人がいいですね」
「自分も気を遣うタイプなので、自然体でいられる人が希望です」
とのこと。
婚活ランクの話には一切触れず、“居心地の良さ”を基準に進めていった結果、仮交際2人目の女性と真剣交際 → 成婚。
彼の成婚後のコメントは、
「条件よりも、“この人とずっと話していられそう”って思えるかどうかが大事だったんですね」
婚活ランクという言葉が広がった背景には、
どうしても婚活を“競争”や“市場の中での戦い”のように見てしまう風潮があります。
でも、婚活の本質は──
「どれだけ素敵な“相手”と、“関係性”を育てられるか」です。
評価されることより、理解されること
条件を満たすより、一緒にいてラクなこと
期待に応えるより、自然に笑い合えること
これこそが、結婚という人生のパートナーシップに必要な土台です。
婚活ランクは、あくまで誰かが作った“評価軸”であって、
あなた自身の価値を決めるものではありません。
しかし、婚活をしているとつい他人と比べてしまったり、
「この条件の人から選ばれなければ価値がない」と思い込んでしまったりすることもあるでしょう。
だからこそ、婚活をする上で、自分自身の心の持ち方=“心構え”が非常に大切になります。
この章では、婚活ランクという言葉に振り回されずに、
自分らしく誠実に婚活を進めるための心の土台の作り方をお伝えしていきます。
SNSや動画では、「婚活では若さが正義」「年収700万以上でないと無理」など、
一見すると“正解っぽく見える価値観”が溢れています。
でもそれは、あくまでその人の価値観。
あなたの人生にとっての正解ではないのです。
あなたにとって、どんな人と過ごす時間が心地よいのか?
どんな価値観の人となら、自然体でいられるか?
これらは、“ランク”では測れない、あなた独自のものです。
婚活ランクに囚われていると、つい「条件を見て選ぶ」「合格ラインを設定する」という視点になりがちです。
でも、本来の婚活は──
「相手の人柄を見て、一緒に未来を描けるかどうかを探る」という対話のプロセス。
相手が自分にどう向き合ってくれるか?
自分も誠実に相手と向き合えているか?
この“向き合う姿勢”があるかどうかで、婚活の質は大きく変わります。
婚活を続けていく中で、忘れてはいけないのが
「あなた自身の気持ち」です。
「会っていて楽しい」
「この人と話すと安心する」
「自然に笑顔になれる」
こういった感覚は、数値やランクでは言い表せない“本物の好意”のサインです。
婚活は、自分の気持ちに嘘をつくものではありません。
むしろ、自分の感情を丁寧に拾っていくことで、ご縁は繋がりやすくなります。
婚活が長引くと、「あの人はもう成婚している」「自分より条件が下の人が先に結婚してる」と、他人と比較したくなることもあります。
でも、他人と比べてもキリがありません。
人によって環境も条件も違うからです。
それよりも大切なのは、
自分はどんな一歩を踏み出したか?
昨日より少しでも前に進めたか?
この「成長の視点」を持つことです。
婚活はマラソンのようなもの。
ゴールは“最速”でなくていい。
“あなたらしく走り切ること”が、最も意味あるゴールなのです。
あなたが誰かに選ばれる理由は、ランクではなく、
一緒にいるとホッとする、心が通う、信頼できる──そんな人柄にあります。
条件ではなく、「この人となら人生を共有できる」と思ってもらえる人が、
最後に選ばれ、幸せな結婚をつかんでいくのです。
ここまで、婚活ランクの考え方や落とし穴、それに振り回されないための心構えをお話ししてきました。
最後に、ななほし結婚相談所としてお伝えしたいのは、
婚活ランクではなく、“あなたらしい婚活スタイル”を確立してほしいということです。
条件や評価ではなく、“心の軸”で進める婚活には、
見た目やスペック以上の温かさと、人間らしさがあります。
この章では、婚活ランクに頼らずとも成功していけるための具体的な考え方・行動をご紹介します。
婚活ではつい「どうやったら選ばれるか?」に意識が向きがちですが、
本当に大事なのは、「自分の人柄や価値観が相手にちゃんと伝わっているか?」です。
あなたの優しさ
真剣な気持ち
将来に対する誠実な思い
これらがプロフィール文や会話、日々のやりとりを通じて自然に伝わっていれば、
条件以上にあなた自身に魅力を感じてもらえる可能性が高まります。
婚活は、誰かの成功パターンをなぞってもうまくいくとは限りません。
20代でスピード婚した人もいれば、40代でようやくパートナーを見つけた人もいる
条件重視から入った人もいれば、フィーリング重視で結婚した人もいる
全員に共通する「正解の型」は存在しません。
だからこそ、必要なのは「あなた自身がどんな結婚生活を望んでいるのか?」を明確にすること。
どんなときに幸せを感じる?
パートナーに何を求めたい?
どんな家庭を築きたい?
この問いにしっかり向き合うことが、“あなたらしい婚活”の第一歩です。
魅力は、評価を待つものではありません。
自ら言葉や行動で伝えていくことが必要です。
だからこそ、ななほし結婚相談所では、
プロフィール文の添削
写真の印象アドバイス
会話・LINEの相談
相手に響く「自己PR」のサポート
といった細やかなサポートを通じて、“選ばれるための表現力”ではなく、“本来の魅力が伝わる工夫”を一緒に考えています。
婚活は、時にうまくいかないこともあります。
申し込んでもお断りされる
交際しても続かない
理想と現実のギャップに苦しむ
そんな時に必要なのは、「私には魅力がないんだ…」と落ち込むことではなく、
「今の進め方が、自分に本当に合っているのか?」を振り返る柔軟さです。
理想を変えることも勇気、
譲れない軸を見直すことも成長。
その積み重ねが、いつか確かなご縁を引き寄せてくれます。
婚活ランクという言葉に不安を感じたり、
自分が評価されていないように感じる瞬間があったとしても、
どうか忘れないでください。
結婚は、評価ではなく“縁”で決まります。
そして縁は、人としてのあたたかさ・信頼・誠実な姿勢に引き寄せられるものです。
あなたが“誰かと支え合いながら生きたい”と願うなら、
それはもう、素晴らしい魅力です。
ななほし結婚相談所では、
ランクや条件だけに頼らない“本質的な婚活”をサポートしています。
一人では見つからなかった気づき、
一人では気づけなかった強みを、
一緒に探していけたら幸いです。
ななほし結婚相談所では
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