【執筆】ななほし結婚相談所 代表カウンセラー 柳原 直弥
こんにちは、ななほし結婚相談所の柳原です。
最近、「LINEが苦手で婚活がうまくいかない気がする」「既読スルーされた…」と
LINEのやり取りで悩む方がとても増えています。
婚活で知り合ったばかりの人と、LINEでどう距離を縮めていくか。
これは、実は多くの人がつまずきやすいポイントです。
本記事では、婚活におけるLINEのコツと、やってはいけないNG行動を、
実例を交えて分かりやすく解説していきます。
🧭 この記事でわかること
婚活LINEの適切な頻度と返信タイミング
会話を自然につなぐテクニック
既読スルーされた時の対処法
NGになりやすいLINEの特徴
第1章:婚活LINEの基本マナーと適切な距離感
📱 婚活におけるLINEの役割とは?
婚活でLINEを使う目的は、仲を深めるための「会話の延長」です。
ですが、実際には「返信がない」「何を送ればいいか分からない」といった不安の声が多く聞かれます。
そこで大切なのが、距離感と温度感を合わせること。
焦らず、でも冷たすぎず、相手とのテンポを見ながらやり取りすることが重要です。
⏰ 返信のベストタイミングは「3〜12時間以内」
早すぎても重く感じられ、遅すぎても関心がないと思われてしまいます。
一般的には半日以内に返信するのがベスト。
もちろん、お仕事が忙しい方は「遅くなるかも」と先に伝えるのも誠実さになります。
📊 やり取りの頻度は「1日1〜2往復」が理想
毎日LINEをしなくてはいけないわけではありません。
しかし、最初の数週間は「つながっている感覚」を維持するのが好印象につながります。
【おすすめの頻度】
大事なのは「あなたに興味があるよ」という意思表示です。
💬 婚活LINEでのおすすめ話題(初期段階)
何を送れば良いか分からない時のために、会話が続きやすい話題を紹介します。
質問+気遣いのセットは、返信しやすい印象を与えます。
🚫 LINEでよくあるNGマナー
以下のようなやり取りは、重い・冷たい・面倒と思われる可能性があるため注意が必要です。
これらは特に男性からよく聞く「引いてしまったLINEの特徴」です。
第2章:自然なLINEのやり取りが続く“質問と返し”のコツ
「相手と話を続けたいけど、どう返していいか分からない」
「質問してるのに、会話が広がらない…」
そんなお悩みをお持ちの方は多いです。
でも実は、質問の仕方や返し方を少し変えるだけで、
会話は自然と広がっていきます。
✅ ポイント①:「オープンクエスチョン」を使う
婚活LINEでは、「はい/いいえ」で終わらない質問がとても有効です。
例:
✖「お休みの日って休めましたか?」
◎「お休みの日はどんなふうに過ごしてますか?」
→ 答えの幅が広がることで、会話が自然に続くようになります。
✅ ポイント②:「共感」+「自分の話」で返す
相手の返信に対して、「いいですね!」で終わらせるだけではもったいないです。
例:
👤「週末はカフェ巡りしてました」
👩「いいですね! 私もカフェ好きです。最近は〇〇に行って、美味しいケーキがあったんですよ〜」
→ 相手の話に共感→自分の経験を添えることで、やり取りが広がります。
✅ ポイント③:画像やスタンプを“サブ的”に使う
スタンプだけで返すと素っ気なく感じますが、
文+スタンプで返すと柔らかい印象になります。
また、写真(料理・景色・ペットなど)はトピックの種になります。
「これ作ったんです」と送るだけで、「すごい!」「料理できるんですね!」と会話が展開します。
✅ ポイント④:「感情」も言葉にする
単に事実を並べるよりも、「楽しかった」「嬉しかった」「癒された」などの感情の共有は、
相手との距離を縮めるのに非常に効果的です。
例:
👩「〇〇に行ってきたんですが、久しぶりに癒されました〜!」
→ 相手も「いいですね!どんな感じでした?」など感情に反応しやすくなります。
第3章:既読スルーされたときの対処法とNGな動き方
婚活中に特に多く寄せられるお悩みのひとつが、「既読スルーされました…」というもの。
期待していた相手から返事がないと、不安になりますよね。
でも、既読スルー=脈なしとは限りません。
ここでは、既読スルーの背景と、やってはいけない対応についてお伝えします。
❓ なぜ既読スルーされるのか?よくある3つの理由
① 返信を考えていて、後回しにして忘れた
人は、通知を見て「あとで返信しよう」と思っても、忙しさや他のLINEに埋もれて忘れることがあります。
これは悪意ではなく、ただのうっかりミスのケースが多いです。
② 返信しづらい内容だった
長文すぎる/話題が飛んでいる/返事に困る質問だと、
「なんて返そう…」と悩み、そのままスルーされてしまうこともあります。
③ 距離感に違和感を感じている
婚活初期であまりにも連投したり、テンションの温度差があると、
相手が「ちょっと疲れるかも…」と感じてしまうことも。
❌ やってはいけないNG対応
✖「なんで返信くれないの?」と責める
婚活中でも、相手には相手の生活があります。
返事が来ない=悪いことをした、とは限りません。
責められると、一気に心が離れてしまいます。
✖ LINEを連投・スタンプ攻撃
未読や既読スルーの直後に連続してLINEを送るのは、プレッシャーや執着に見られがちです。
グッとこらえて、まずは1〜2日ほど様子を見るのが大切です。
✅ 対処法:「さらっと再開」を意識してみる
例えば、2日以上経っても返信が来ない場合は、
以下のような“ゆるやかな再開メッセージ”を送ってみましょう。
例文①:話題リスタート型
「この前言ってたカフェ、すごく気になって調べてみました!〇〇ってところ行ってみたいなと思ってます☕️」
例文②:気遣い型
「最近ちょっと寒くなってきましたね。お仕事お忙しい頃かと思いますが、体調大丈夫ですか?」
無理に詰めたりせず、相手の負担にならない内容で“再開の糸口”をつくるのがポイントです。
第4章:LINEからデートにつなげる自然な誘い方
婚活LINEでやり取りが続いてきたら、次は「会う」ステップへつなげたいですよね。
でも、「どう誘えばいいかわからない」「断られたらどうしよう…」と不安になる方も多いはず。
ここでは、自然な流れで初デートにつなげる方法と、OKされやすい誘い方のコツを解説します。
✅ ポイント①:話題の中からヒントを探す
まずは、LINEでの会話内容にヒントがあるかを探ってみましょう。
例:
相手が興味を示した話題を使って誘うと、自然な流れになります。
✅ ポイント②:「提案+選択肢」で誘う
「会いませんか?」だけだと答えづらく感じる人もいます。
そこで、選択肢を用意する誘い方がおすすめです。
例文①:日程選択型
「もしご都合よければ、来週か再来週あたりでお茶でもいかがですか?平日と週末どちらがご都合いいですか?」
例文②:場所選択型
「〇〇と△△、どっちのカフェが気になりますか?行きやすい方でお会いできたら嬉しいです!」
→ 「行きたくない」ではなく「どちらがいいか」を選べる形にすることで、心理的なハードルを下げられます。
✅ ポイント③:タイミングは「LINEが盛り上がっているとき」
会話が弾んでいるタイミングでの誘いは、受け入れられやすいです。
逆に、やり取りが少し冷めてきた時や、初めての会話で誘うのは避けたほうが無難です。
❌ NGな誘い方
-
「いつ会えますか?」といきなり聞く
-
長文で熱意を語りすぎる
-
毎回誘ってしまい、断られても諦めず何度も誘う
→ 重たく感じられたり、焦っている印象になってしまいます。
“軽く、でも誠実に”がLINEでの誘い方のポイントです。
第5章:まとめ|婚活LINEで心を通わせるには?
婚活でLINEがうまくいかない…と感じるとき、
その背景には「正解が分からない」という不安や、
「嫌われたくない」という気持ちがあるはずです。
でも、婚活LINEに必要なのは“完璧な返し”ではありません。
自然な気遣い・共感・ペースの合わせ方だけで、印象は大きく変わります。
✅ 本記事のポイントおさらい
婚活LINEで大切なのは、自分のペースも大事にしながら、
相手の反応や立場も想像する“心の余白”を持つこと。
その心遣いこそが、「この人となら安心して会えるな」と思ってもらえる、
本当の意味での“魅力”につながっていきます。
第6章:ななほし代表・柳原からの語り|私も婚活でLINEに悩んだ一人です
こんにちは。ななほし結婚相談所 代表カウンセラーの柳原です。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
婚活におけるLINEのやり取り——。
私自身、4年の婚活期間で何度もLINEに悩まされました。
✔「このLINE、送って大丈夫かな?」
既読になっても返事が来ない。
既読がつかないまま、何日も過ぎる。
そうなると、つい悪い想像ばかりして、
「やっぱり自分には無理なのかな…」と落ち込んでいました。
でも、ある時気づいたんです。
“返事が来ないこと”は、必ずしも“自分がダメだった”ということじゃない。
ある女性とは、最初LINEの返事がものすごく遅くて、
「これは脈なしだろう」と諦めかけていたところ…
数日後に「仕事が立て込んでて…すみません」と返信が。
そこから、むしろテンポが合っていって、最終的には何度も会えたこともありました。
婚活って、LINEひとつで気持ちが大きく揺れるんですよね。
だからこそ、その都度「相手の気持ちを想像する習慣」を持つことが、婚活の安定剤になると私は思っています。
このブログを読んで、少しでもLINEへの不安が軽くなって、
「またメッセージ送ってみようかな」と思ってもらえたなら、
私にとってこんなに嬉しいことはありません。
あなたの婚活が、穏やかで、温かいものでありますように。
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