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2025.12.20

『10DANCE』は、競技ダンスの世界を舞台にした物語です。
ラテン・スタンダードという2つの異なる競技スタイルを極める「10ダンス」をテーマに、二人のトップダンサーが出会います。
鈴木:情熱的でエネルギッシュ、ラテンで高い評価を得ている
杉木:クールで技巧派、スタンダードで世界的な評価
彼らは最初、互いを“越えたいライバル”として見ていました。しかし、競争を通じて次第に惹かれ合い、「人生を共にするパートナー」の候補へと関係性が変化していきます。
この物語は、競技ダンスの世界を舞台に、2人の男性ダンサーの葛藤と成長、そして運命的な愛を描いた作品として、原作漫画(井上佐藤)も人気で、2025年12月18日よりNetflix映画として配信されています。
原作は男女の恋愛ではなく、同性同士の関係性に焦点を当てた物語として人気を博しましたが、映画はその心理描写をより深く描き、感情の揺れや葛藤をストレートに表現しています。この物語の魅力は、内面の葛藤や成長を誰しもが共感できる形で描いている点です。
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私は正直に言います──最初に同性同士の濃厚な感情表現やキスシーンを見たとき、「少しウッ」と感じました。
これは視覚的な刺激だけの問題ではなく、感情の“生々しさ”に触れたからだと思います。
日常生活ではなかなか見ない形の濃密さが、最初の抵抗感を生んだのです。
しかし、それは映画の表現として必要なものでした。
なぜなら、この映画は恋愛映画ではなく、「関係性を深く描く手法」として“身体性”や“感情表現”を使っているからです。
婚活でも、初対面や初期のデートで「濃厚な瞬間」を感じることがあります。それは身体的ではなく、
心の通い合い
価値観の一致
理解と承認の瞬間
といった“感覚の濃密さ”です。
この映画の濃密さは、感情の振幅が大きい人ほど強く反応します。これは婚活で言うところの
「この人は他の誰とも違う」
「心の奥底に触れられた感覚」
に近いものです。
映画の冒頭は、信也と逸也が互いを強烈なライバルとして認識しています。この状態は、婚活における「他の候補者との比較」と重なります。
多くの婚活者がやってしまうのは、
✔ 条件比較
✔ 他者評価
✔ 自分の価値を競争で測る
という思考です。しかし、これは単なる「競争」であり、関係性を深めるプロセスではありません。
映画では、競争がやがて協調に移行していく過程が描かれます。
これは、
他者を理解するプロセス ≒ 自分を理解するプロセス
でもあります。
婚活における健全な関係性は、競争ではなく、理解と協調です。
婚活でよくあるパターン:
「条件を満たす人」を探す
「より人気のある人」を求める
「他の選択肢と比べて…」と考える
これは一見合理的に見えて、実は関係性の深まりを阻害します。
大切なのは、
「相手の背景、価値観、未来設計」を理解し合うこと
です。
映画は、互いの違いを知ることが、そのまま強い絆になることを示しています。
映画のクライマックスに向かうにつれて、主人公たちはお互いの弱さや不安をさらけ出します。これは非常に重要な描写です。
なぜなら、“完全な強さ”だけを見せている関係は持続しにくいからです。
真の関係性は、弱さを見せたときにこそ本質が現れるという心理的な真理があります。
婚活でも同じです。
✔ 理想像だけを語る
✔ 完璧な自分を見せようとする
✔ 弱さを隠す・誤魔化す
これらでは、相手との本当の理解は生まれません。
むしろ、
✔ 自分の過去や失敗
✔ 価値観の揺れ
✔ 本音の不安
を丁寧に言語化して共有することこそ、
信頼関係を築く最短の道になります。
映画はそれを、身体表現や言葉の選択を通じて視覚的に描いています。
社交ダンスは、身体を通じた言語とも言えます。
言葉だけでは伝えられないことを、身体で共有する行為。
婚活でも同じです。
✔ デートの共有体験
✔ 意見交換
✔ 価値観のすり合わせ
✔ 日常生活の共有
これらは、単なる情報交換ではなく、
共有された時間と感覚の積み上げです。
映画で描かれる“共有体験の深まり”は、
お互いが共鳴し合う瞬間の数を増やすことです。
映画のBL要素(同性同士の濃密な感情表現)は、単なる性的表現ではありません。
それは、
他者を深く理解し、自己をさらけ出し、
一体感を得るまでの心理的プロセスの象徴
です。
異性愛でも同性愛でも、関係性の形成は同じプロセスです。
映画はそのプロセスを、感情の振幅・身体の近さ・心理的距離の縮まりとして表現しています。
婚活では、こうした深さを言葉で表現することこそが難しいのです。
しかし、映画を通じて観ることで、言葉ではない部分の理解が促されます。
共通体験を増やす
感情を言語化する
相手の話を丁寧に聴く
これは映画でも婚活でも同じです。
比較思考は関係の破壊要因になりがちです。
しかし、比較を「理解の材料」として捉えると、協調が生まれます。
不安を隠すのではなく、共有することで関係性は強くなります。
『10DANCE』は、単に“恋愛のドラマ”ではありません。
これは、関係性を育むプロセスの完全なメタファーです。
映画を観て感じたことは、そのままあなたの婚活にも当てはまります:
✔ 自分の価値観を明確にする
✔ 弱さも強みとして扱う
✔ 共有体験を増やす
✔ 比較ではなく協調を目指す
これらは婚活のみならず、人間関係の本質をつかむ鍵です。
競争は関係深化の入口である
弱さを見せることは信頼を生む
価値観の共有が関係の質を決める
比較ではなく協調を見る視点が大切
共有体験が関係を加速させる
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