【執筆】ななほし結婚相談所 代表カウンセラー 柳原 直弥

はじめに：「婚活が面倒くさくなってきた…」というあなたへ
こんにちは。ななほし結婚相談所の柳原です。

今回は、「婚活が面倒」と感じている方に向けてお話しします。

実はこの気持ち、婚活をしているほぼ全ての人が、一度は経験しているものなんです。

いい人に出会えない

メッセージを返すのが億劫

デートのたびに気を遣って疲れる

結果が出ないまま、時間だけが過ぎていく…

そうしてだんだん、

「もういいかな」
「誰かに会うのも面倒」
「何をしても意味がない気がする」

と、“心が止まる瞬間”がやってくる。

私も婚活を4年やってきた中で、何度もそう思いました。
でも今ははっきり言えます。

「面倒と感じること」は、心が疲れているサイン。
無理にやる気を出そうとするより、“立ち止まって整理する”ことが何より大切なんです。

まずは、なぜ婚活が「面倒」に感じられるのか？
その背景を紐解いてみましょう。

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① 結果が出ない“疲れ”がたまっている

• 何人と会っても交際につながらない

• LINEやアプリのやりとりが続かない

• 毎回同じような断られ方をしてしまう

うまくいかないことが続くと、当然ながらエネルギーが切れます。
これは単なる「わがまま」でも「気合い不足」でもありません。

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② 比較して落ち込む

• 友達が成婚した

• SNSでは「婚活成功」の話ばかり

• 自分だけ取り残されている気がする

比較によって自分の婚活が“劣っている”ように見えてくると、やる気も低下していきます。

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③ 義務感になっている

• 「年齢的にそろそろ結婚しなきゃ」

• 「親に言われて仕方なく」

• 「周囲に心配されて…」

本来、“幸せになるための活動”であるはずの婚活が、
「やらなきゃいけないこと」になると、面倒さは一気に増します。

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④ 自分をよく見せようとしすぎている

• ちゃんと盛り上げないと

• LINEをすぐ返さないと

• 相手に嫌われないように演じている

“演じる婚活”をしていると、心がどんどんすり減っていきます。
その結果、「もう疲れた」「もういいかな…」と感じてしまう。

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⑤ そもそも「本当に結婚したいのか？」が分からなくなる

• 「どうして結婚したいんだろう」

• 「誰かと一緒に暮らす意味って…？」

• 「ひとりでも、まあまあ幸せかも」

本音が見えなくなると、婚活そのものが“目的のない作業”に変わってしまい、続ける意味を見失います。

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第2章：婚活をやめたくなったとき、やってはいけないこと

面倒になったとき、人は次の2つの極端な行動を取りがちです。

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① 無理にテンションを上げようとする

• とりあえずお見合いを入れてみる

• 無理にデートを増やしてみる

• 「気合で乗り切る」婚活をする

でもこれは、一時的な“ブースト”にすぎません。
心が回復していないのに頑張ると、もっと疲れてしまいます。

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② 全てをシャットダウンしてしまう

• アプリも相談所も全部やめる

• 恋愛の話を完全に避ける

• 誰にも言わず、気持ちを閉じ込める

これも、心の回復を遅らせてしまう行動です。
完全に離れるより、気持ちを“整理しながら休む”方が大切です。

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第3章：“頑張らない婚活”への切り替え思考術

ここからは、心のエネルギーを回復させながら、
“少しずつ戻ってくるための考え方”をお伝えします。

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① 「やるべき」から「やってもいいかも」へ

婚活を義務として考えると、しんどくなるのは当然です。

「やらなきゃ」ではなく、「やってみてもいいかも」

このくらいの気持ちで、まずは小さく再開してみましょう。

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② 成功じゃなく、“納得”を目指す

• うまくいくかどうか

• 結婚できるかどうか

ではなく、

「自分らしく婚活できているか？」
「無理をしていないか？」

ここに視点を切り替えるだけで、面倒な気持ちがずっと軽くなります。

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③ まず“話すこと”から始めてもいい

「誰かと会うのもしんどい」
そんな時は、まず誰かに気持ちを話してみるだけでOK。

• 相談所のカウンセラー

• 婚活経験のある友人

• メモや日記でもいい

心の整理がつくと、自然と少しずつ前に進めるようになります。

「婚活って、一回止めたらもう戻れない気がする」
そう感じる方は少なくありません。

でも実は、婚活って“止まりながら続けるもの”なんです。

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① あなたのペースで「止まりながら進む」をOKにする

ななほし結婚相談所では、

• 活動を一時お休みしてもOK

• 面談やLINEだけ継続することもOK

• 自分のタイミングで再開すればOK

というスタンスでサポートしています。

「ちゃんと進めていないと怒られるんじゃ…」
→ そんなこと、絶対にありません。

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② 婚活疲れ専用の面談＆相談サポート

「何もしなくていい、ただ話すだけの面談」もご用意しています。

• 自分の気持ちを整理したい

• なんで疲れているのか分からない

• 少しだけ誰かに聞いてほしい

そんな時に、“話せる場所”であることが、私の役目です。

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③ 結婚だけじゃなく、「安心できる関係」をゴールに

婚活のゴールは、結婚ではなく“納得と安らぎ”です。

• 会っていて楽な人

• 沈黙も居心地がいい人

• 恋愛っぽくなくても落ち着く人

そんな出会い方を、一緒に設計していきましょう。

少し、私自身の話をさせてください。

私は30代前半で離婚し、その後4年間婚活をしていました。
アプリも、パーティーも、相談所も、いろんな手段を使いました。

でも…
途中で何度も心が折れかけました。

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“面倒”というより、もう「何も感じなくなった」

たとえばお見合いが決まっても、

• 嬉しくもない

• 期待もしていない

• 「とりあえず行っておくか」って感じ

家に帰って、LINEを返す気力も出ない。

そんな状態が、何ヶ月も続きました。

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でも、あるカウンセラーさんの一言が私を変えました

当時通っていた相談所のカウンセラーさんが、
私のプロフィール更新をしながら、こう言ってくれたんです。

「柳原さん、婚活頑張らなくていいですよ。
今はただ、心を休めてください」

その一言に、涙が出ました。
初めて、「自分は頑張らなくてもいいんだ」って思えた瞬間でした。

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だから、私は「頑張らなくても進める婚活」を作りたかった

ななほし結婚相談所を作るとき、最初に決めたのはこれでした。

「無理に活動しなくてもいい相談所にする」

• 疲れたら止まっていい

• 無理なら相談だけでもいい

• 結婚を一時あきらめても、戻ってきていい

そんな“心の安全地帯”を、私は作りたかったんです。

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最後に、今“面倒だな”と感じているあなたへ

今、動けなくてもいいんです。
“面倒”と感じているあなたの感覚は、とても正直で、自然なものです。

でもその奥に、

• 「本当は誰かと安心できる関係を築きたい」

• 「自分をわかってくれる人と出会いたい」

という気持ちがあるなら──

あなたはもう、ちゃんと“婚活を始めている”のかもしれません。

私は、そんなあなたを、ここで待っています。

Q1. 婚活が面倒で、もう誰かに会う気力がありません…

A. 今は、会わなくて大丈夫です。

誰かと会うことよりも、まず“自分と向き合う時間”が大切です。
焦らず、心のエネルギーが戻るまで、「話すだけ」でも婚活です。

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Q2. 婚活を休んでもいいのでしょうか？

A. はい、むしろ休むべきタイミングがあります。

「疲れた」「面倒」と思っているときに無理をすると、
婚活そのものが嫌いになってしまいます。
“戻ってこれる場所”を持っておくことが一番の支えになります。

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Q3. 自分はそもそも婚活に向いてない気がします…

A. それは“環境が合ってなかった”だけかもしれません。

恋愛経験や見た目、年齢に関係なく、
“あなたに合った婚活の形”は必ずあります。

婚活が面倒になったら、それは心からの大事なサイン。
無視せず、大切にしてあげてください。

• 一度止まっても、また戻ればいい

• 焦らなくても、やめたっていい

• “あなたのリズム”で婚活していい

ななほし結婚相談所は、そんなあなたの「戻ってくる場所」でありたいと思っています。

婚活に“正解”はありません。
あなたに合った形を、一緒に見つけていきましょう。

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