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2025.05.03
ここで言う「軽度障がい」とは、日常生活にはほとんど支障がないものの、配慮や理解が必要な特性を指します。
結婚相談所でよく見られる軽度障がいの一例:
環境の変化やプレッシャーに弱く、強いストレスがかかると心身に不調をきたす傾向がある障がいです。
代表的なものに「適応障害」や「軽度のうつ状態」があります。
体調不良として現れることも多く、頭痛・胃痛・不眠・強い疲労感など、日常生活に支障をきたすこともあります。
とはいえ、信頼できる医師のもとでの治療や、服薬による症状のコントロール、そして生活リズムの安定により、ほとんどの方が通常の社会生活を問題なく送れています。
婚活においても、自分の状態をきちんと説明し、無理のない範囲でお付き合いできるお相手と出会うことで、結婚に至った事例も数多くあります。
集中力が散漫になりやすく、マルチタスクや時間管理が苦手とされる障がいです。
仕事中にケアレスミスが多い、約束の時間を忘れてしまう、といったエピソードが特徴として挙げられます。ただし、「本人の努力不足」ではなく、脳の特性によるものであることが医学的にも理解されています。
メモの習慣、タイマーやアプリの活用などの工夫で日常生活を円滑に過ごしている方も多く、家庭生活においてもパートナーと役割分担を明確にすることで良好な関係を築けるケースが増えています。
軽度のコミュニケーションのズレ、会話のテンポが合わない、相手の感情を察するのが苦手、という傾向があります。また、こだわりが強く、急な予定変更に混乱する人もいます。
しかしこれは「頑固」や「わがまま」ではなく、本人の“安心できる環境を保ちたい”という防衛反応に近いものです。
正面から否定されるより、丁寧に説明し、納得して行動できる環境があれば、自信をもって対人関係を築くことが可能です。
パートナー選びにおいては、穏やかで話し合いができる方と相性が良いと言えます。
慢性的な体のだるさ、頭痛、不眠、胃腸の不調などがありながら、検査では異常が見つからないことが多いのが特徴です。
自律神経の乱れによる不調は、生活リズムやストレスと大きく関係しており、精神的な不安定さが身体症状として現れるケースも。
婚活中でも「突然体調が悪くなってしまった」「急なキャンセルが必要になった」といったことが起こる可能性がありますが、それを責めずに理解し合える関係性が築ける相手であれば、問題なく生活を送ることが可能です。
聴覚過敏は、特定の音や人混みの雑音などに対して強い不快感やストレスを感じてしまう状態です。
電車内のアナウンス、子どもの泣き声、食器のぶつかる音など、日常的な音が本人にとっては非常につらい刺激になることもあります。
この特性を持つ人は、静かな場所を好み、人付き合いにも慎重になる傾向があります。
お相手の協力や生活空間の工夫によって、穏やかな日常を維持できることが多く、結婚後の生活にも大きな支障はありません。
これらの障がいは、いずれも「理解されにくいが、きちんと配慮すれば結婚生活に支障が出にくい」タイプです。結婚相談所では、こうした障がいがある場合でもプロフィールに強制的に記載する義務はなく、「お問い合わせあり」として、真剣に交際を考えたタイミングで相手に開示することが可能です。
あなた自身が「どのような支えがあれば安定した生活を送れるのか」を理解し、相手にもそれを丁寧に伝えられることが、安心して婚活を進める第一歩です。
結婚相談所で婚活をするうえで、「軽度障がいをプロフィールにどう記載すべきか?」という不安を抱える方は少なくありません。
特に、ストレス性疾患や発達障がいの傾向など、日常生活には大きな支障がない場合、すべてをオープンにすべきか悩むものです。
しかし、結婚相談所ではそういった懸念にも丁寧に配慮した仕組みがあります。それが「お問い合わせあり」という記載方法です。
「お問い合わせあり」とは、プロフィールの中に障がいの詳細を記載する代わりに、赤文字で“お問い合わせあり”と明記する方法です。
この文言を見たお相手やその相談所担当者が、「詳細を知りたい」と思った場合に限り、相談所を通して情報を開示する流れになります。
つまり、不特定多数の会員に対して、あなたの個人情報や障がいについて一切公表されることはありません。
これは「軽度障がいを隠す」のではなく、「必要な人にだけ、タイミングを見て伝える」ための配慮です。
婚活をしていると、時に傷つくような言葉や無理解に直面することがあります。
しかし、「お問い合わせあり」という表示に興味を持ってくれる方というのは、あらかじめ配慮や理解がある方に絞られます。
たとえば、
家族に似た特性の方がいる
もともと医療・福祉関係の仕事をしていて理解がある
自分自身も心の不調を乗り越えた経験がある
といった、背景を持つ方が少なくありません。
このように、「お問い合わせあり」という表示をきっかけに、共感や理解をもって向き合ってくれるお相手とだけマッチングできるのは、結婚相談所ならではの大きなメリットです。
軽度障がいがある場合、それをいつ、どのタイミングで相手に伝えるべきか──これは非常に悩ましい問題です。
たしかに、交際のごく初期段階では、あえて話す必要はないかもしれません。
まだお互いの人柄や価値観を知る途中で、「障がい」だけに意識が向いてしまうと、自然な関係が築きにくくなってしまうからです。
ですが、真剣交際に進むタイミングでは、きちんと自分の状態や必要な配慮について伝えることが大切です。
なぜなら、結婚は「お互いに支え合って生きていく」パートナーシップだから。
ここで伝えずに結婚した場合、後になってお相手が「聞いていなかった」と感じてしまうと、信頼関係にヒビが入ってしまいかねません。
伝える際には、ぜひ以下のような“前向きな伝え方”を意識してみてください。
どんなきっかけで、どんな症状が出たのか(過去の経験)
現在はどんなケアや治療をしているのか(通院、薬など)
日常生活ではどの程度まで支障なく過ごせているか
パートナーにどんな配慮をお願いしたいか(できる限り簡潔に)
また、「障がいがある=結婚できない」ではありません。
大切なのは、障がいの有無ではなく、“どう付き合っていこうとしているか”“どんな工夫をしているか”です。前向きな気持ちで人生を歩もうとしている姿勢は、きっと誠実に伝わります。
結婚相談所では「お問い合わせあり」と表示することで、プライバシーを守りながら婚活が可能です
この仕組みのおかげで、理解あるお相手と出会えるチャンスが広がります
真剣交際のタイミングで、前向きに伝える姿勢が信頼につながります
あなたの“これまで”を否定するのではなく、“これから”を一緒に歩める人を探しましょう
障がいがあることで悩む必要はありません。むしろ、それを丁寧に伝え、共有しながら歩んでいける相手と出会える婚活を、ななほし結婚相談所は全力でサポートしています。
※個人が特定されないよう、一部内容はフェイクを含んでいます
これは、私(柳原)が実際にお話を伺い、サポートさせていただいた女性・Aさん(仮名・30代前半)の成婚エピソードです。
このお話は、Aさんご本人の了承のもと、個人の特定を防ぐために一部フェイクや変更を加えて記録しております。どうかその点をご理解のうえ、お読みください。
Aさんと初めてお話したのは、ある平日の午後。
無料相談を希望されていたものの、直前まで「やっぱり怖くて申し込みを取り消そうか悩んでいました」とおっしゃっていました。
その理由は、過去にあった苦い経験が原因でした。
Aさんは、以前より適応障害や軽度のうつ症状を抱えており、調子の良いときと悪いときの波がありました。
現在は通院しながら日常生活を送れている状態ではありましたが、「そんな自分が婚活なんてしていいのか」という罪悪感に近い気持ちを持っていたそうです。
それでも、「誰かと一緒に支え合いながら生きていきたい」という思いを捨てられず、地元で有名な結婚相談所(以下、B相談所)に相談に行ったところ、思いもよらぬ対応を受けました。
「最初は優しかったんです。でも、症状のことを話したら、急に態度が変わって…。『うーん…うちではちょっと難しいかもしれませんね』って言われました」
さらに、「まずは完治してからにしたらどうですか?結婚は健康が第一ですし」といった言葉を、やや小馬鹿にしたような口調で言われたそうです。
Aさんはその日、帰りの電車の中で泣いたといいます。
「人として否定されたような気がしました。病気があるだけで、結婚する資格すらないのかって…」
その後もいくつかの相談所を探しましたが、「病歴のある方はお断りしています」と事前に記載されているところが多く、心が折れかけていたところで、「ななほし結婚相談所」の存在を知ってくださったそうです。
最初の相談のとき、私はAさんにこう伝えました。
「結婚したいと思う気持ちは、どんな状態にあっても自然なことですし、尊重されるべきです。Aさんが“いまの自分”で歩める婚活を一緒に考えていきましょう」
するとAさんは、ぽろっと涙を流して「そんなふうに言ってもらえたのは初めてです」と答えてくれました。
活動を始めてからも、Aさんには“体調の波”がありました。
調子の良いときにプロフィール作成を進め、しんどいときは「無理に頑張らなくていいですよ」と私から声をかけ、ペースを保ちながら進めました。
プロフィールでは、疾患についてはあえて書かず、その代わり「お互いに思いやりを持って支え合える関係を築きたい」という価値観を丁寧に言葉にしました。
活動開始から3か月後、共感してくれる男性とのお見合いが成立。
その男性も過去に身内に似たような症状を持つ方がいたことから、理解も深く、最初から自然体で向き合ってくれました。
「無理に明るくしなくても、Aさんは十分魅力的ですよ」と彼に言われたことが、Aさんの心を大きく溶かしたそうです。
交際中も、彼はAさんのペースに合わせながら距離を縮めてくれました。
不安になるときも「大丈夫、今日は話したくなかったらまた今度にしよう」と、常に寄り添う姿勢を崩さず、ゆっくりと関係が深まっていきました。
そして交際開始から9か月目、プロポーズ。
Aさんは「“そのままの私”でいいと言ってくれる人に出会えるなんて思っていませんでした」と、喜びの涙を見せてくれました。
成婚退会のとき、Aさんはこう言ってくれました。
「病気を理由に断られたときは、心が折れかけていました。でも、柳原さんが私の気持ちを一つ一つ拾ってくれて、“大丈夫ですよ”って何度も言ってくれたことで、私は前に進むことができました」
そしてこう続けました。
「今の私があるのは、“この状態でもいい”と認めてくれる環境と人に出会えたからです。もし同じような悩みを持つ人がいたら、私は“それでも婚活していいんだよ”って伝えたいです」
Aさんのように、心や体に不安を抱えながらも、「誰かと一緒に歩んでいきたい」と願う方は少なくありません。
結婚とは、“完璧な人”がするものではなく、“不完全なまま受け入れ合える関係”を築いていくことだと、私は信じています。
Aさんのご成婚は、そのことを静かに、そして力強く教えてくれました。
誰にだって、弱い部分や配慮が必要なところはあります。
障がいという言葉にとらわれすぎず、自分をきちんと理解してくれる人と出会うことが何より大切です。
結婚相談所では、あなたの状態に合った婚活のサポートや、お相手探しの相談も可能です。
「ちゃんと伝えて、それでも一緒に歩みたいと思ってくれる人に出会いたい」──
その願い、私たちがサポートします。
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