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2025.05.01

アイドルを追い続けた先に残る“虚無感”と、婚活という現実

アイドルを追い続けた先に残る“虚無感”と、婚活という現実
【執筆】柳原 直弥
ななほし結婚相談所 代表カウンセラー

「推しが結婚したら、生きる意味がなくなった気がする…」
「○○が引退して、心にポッカリ穴が空いた」

そんな声を、婚活カウンセラーとしてもよく耳にします。
“アイドルの存在が生きがい”だった人ほど、引退や熱愛報道、結婚のニュースに直面したとき、深い虚無感に襲われることがあります。

そしてこの“虚無”こそが、婚活における大きな壁になることも。

アイドルが「結婚」したとき、心が壊れた

アイドルの魅力は、「永遠の存在」であるかのような錯覚を与えてくれることにあります。
その笑顔、頑張る姿、ファンに向けた誠実な言葉。
まるで自分のことを応援してくれているような気持ちになり、日々の活力になる人も多いはずです。

しかし、現実には──

  • アイドルも人間。恋をし、いつかは結婚する

  • 引退や活動休止で、表舞台から去っていく

そんな「当たり前の現実」に直面したとき、依存度が高い人ほど精神的に不安定になりがちです。
そしてその虚無感から、恋愛や婚活に向き合う気力すら失ってしまう人も…。

「推しロス」状態のまま婚活に入ると、失敗する理由

推しへの想いを“未完の恋”のように抱えたまま婚活に入ると、以下のような問題が起こりやすくなります。

  • 理想像がアイドル化する
     →現実の異性とのギャップが大きく、すぐに幻滅する

  • 感情のエネルギーが枯渇している
     →人を好きになる余裕がなく、出会いの場が虚しく感じる

  • 「どうせこの人も裏切る」と冷めている
     →信頼を築くまでに時間がかかる・相手に伝わらない

婚活は、お互いの“現実”と向き合うプロセスです。
でも、心のどこかでまだ“夢の中の恋”にしがみついていると、地に足がつかないまま、良いご縁も逃してしまいます。

アイドルを卒業したあとに残る“婚活弱者”という立場

かつては、握手会、ライブ、SNSチェック、グッズ購入──
毎日のように“推し”が生活の中心だった人も、推しが結婚したり、グループを卒業・引退したりすると、突然“ぽっかりとした空虚感”に襲われることがあります。

そして多くの人が、ある日ふと我に返るのです。

「…あれ、私(俺)って、このままずっとひとり?」

年齢を重ねるとともに、周囲の友人たちが次々と結婚し、家庭を持つ中で、「そろそろ自分も…」と感じるようになるのは自然な流れです。
しかしそのとき、婚活市場に足を踏み入れてはじめて、多くの“元アイドルオタク”たちは現実の厳しさに直面します。

💥 婚活で「出遅れた人」と見られる現実

30代後半や40代に入ってから婚活を始めると、残念ながら市場では“出遅れ組”と判断されやすくなります。
婚活の世界は“今からでも遅くない”と励ます言葉とは裏腹に、年齢・年収・容姿・家族背景・恋愛経験といった数値化できる指標で冷静に判断される場でもあります。

推し活に全力投球していた人ほど、以下のような傾向が見られることが多く、それが婚活でのつまずきにつながることも少なくありません。

❗ 婚活でつまずきやすい“元アイドルファン”の特徴

🔸 恋愛経験が少なく、異性との距離感がわからない
異性と二人きりで食事したことがない、LINEのやりとりで緊張してしまう…
これまで恋愛を避けてきた人にとって、婚活のコミュニケーションはハードルが高く感じられることも。

🔸 理想が高く、現実の相手に納得できない
アイドルを長く追いかけていた人ほど、美意識が高く、“夢の中の理想像”が自分の中に定着しています。
「見た目が清潔」「笑顔が素敵」くらいならまだしも、「顔がかわいくないと無理」「もっとときめきを感じたい」と、現実の婚活相手に物足りなさを感じてしまうことも多いです

🔸 推しのイメージを現実の相手に重ねてしまう
無意識のうちに、「○○ちゃんみたいな性格の人がいいな」「推しのように気遣いができる人が理想」など、現実の相手に“推し像”を投影してしまうケースもあります。
この“理想の幻影”が邪魔をして、本来なら相性が良かったはずの相手をスルーしてしまうことも…。

💔 “婚活弱者”に陥る心理の落とし穴

このような状態で婚活を始めると、周囲の婚活者たちと比べて、スタートラインが大きくずれていると感じる場面が増えていきます。

・マッチングアプリでなかなかマッチしない
・デートに進んでも会話が弾まない
・理想とのギャップに落胆する

こういった経験が積み重なると、「やっぱり自分なんて無理なんだ…」と感じてしまい、恋愛に自信が持てず、自己肯定感が低下してしまう人も少なくありません。

さらに、“婚活に慣れていない自分”を恥ずかしく感じたり、相手にどう思われているかを気にしすぎてしまったりと、どんどん負のループに入っていくのです。

✅ まずは“理想”ではなく“現実”を見つめることから

ここで大切なのは、「過去を悔やむ」ことではありません。

推し活に夢中になっていた時間は、決して無駄ではないのです。
あなたは、何かを本気で好きになり、心を動かすことができる人です。
そのエネルギーや情熱は、人を大切に思う力、パートナーと関係を築く力へと変換できます。

でもそのためには、まず理想だけを追い求めるのではなく、
“現実の相手”としっかり向き合う準備が必要です。

・容姿にこだわりすぎていないか
・完璧な人を探していないか
・自分は相手に何を与えられるのか

そういった視点を持つことが、婚活における“弱者”からの脱却への第一歩になります。

婚活のスタートは、アイドルへの想いを“昇華”させた先にある

長年、アイドルを推してきたあなたへ。
画面越しの笑顔に救われ、ライブの一体感に胸を熱くし、SNSの更新ひとつで一日が輝いて見えた日々。
“推し”がいたから、頑張れたこと。笑えたこと。乗り越えられた夜も、きっとあったでしょう。

その気持ちは、誰に否定されるものでもありません。
むしろ、ひとつの対象を純粋に応援し、愛せたことは、あなたが「愛を注ぐ力」を持っている証です。

けれど、もし今、あなたが「そろそろ自分の人生にも、現実のパートナーを」と思い始めているなら──
その“推しへの想い”を、そっと昇華させるタイミングかもしれません。

🌱「推し活」は、あなたの人生を育ててくれた時間

思い返してみてください。

・推しの笑顔や言葉に元気をもらった
・アイドルが努力している姿を見て、自分も負けていられないと思えた
・推しを応援するために、仕事や生活を前向きに取り組めた

そんなあなたは、すでにたくさんの“愛”を経験してきた人なのです。

だからこそ、推しを追いかける中で育ててきた“想い”や“情熱”を、そのまま眠らせておくのはもったいない。
それを、これから出会う「現実の誰か」に向けてみる準備を、そろそろ始めてみませんか?

💫 想いを“昇華”させるということ

推し活をやめる必要はありません。
推しが好きだったことも、今もファンであることも、あなたの大切な一部。

ただ、“恋のすべて”を画面の向こうに投げるのではなく──
「自分も誰かの心を温められる存在になりたい」
「誰かと寄り添いながら生きてみたい」

そんなふうに、愛のベクトルを現実の関係へと向け直すこと
それが“昇華”です。

💖 あなたが、誰かの“推し”になる番

婚活とは、単に「結婚する相手」を探すことではありません。
誰かにとっての、“支え”になる存在を見つける旅でもあります。

あなたがかつて推しに感じた癒しや希望を、今度はあなた自身が、誰かに届ける番です。

自分に何ができるか、自信がないかもしれません。
でも大丈夫。
あなたはすでに、誰かを全力で応援し、信じ、愛した経験がある。
その心があれば、きっと現実の関係も育てていけるはずです。

🌈 婚活は、現実の“幸せ”を掴みに行く旅

画面越しの恋から、現実の愛へ──
少しずつでいいんです。

・プロフィールを書いてみる
・結婚相談所に話を聞いてみる
・婚活イベントに顔を出してみる

そのどれもが、あなたの人生を変えるきっかけになります。
“推しに夢中だったあの頃”も大切にしながら、
“誰かと共に生きていくこれから”に、歩みを進めていきましょう。

あなたの新しい一歩を、心から応援しています。

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